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若い頃は学校や仕事に行く日が1日多くて損した気分になった「うるう年」ですが、中間管理職的な頃は溜まっている期限までにすべき仕事の業務ができる日が1日多くて助かった気分になったりもしました。
当院のような「(完全)月給制」の企業の管理者となると、2月の基本給はうるう年も平年も同額なので、職員への支払いが同じなのにも関わらず収入は1日間分多くなり、毎年がうるう年であったならと思うようになります。同じ理由で、小の月(30日間の月)より大の月(31日間の月)が好きになります。
また、休日の収入は平日の収入の6割程度です。一般外来休診や予定手術無しに加え、予定新規入院患者も少なく入院患者数が減るからです。従って、1ヶ月間の日数とともにも休日の数も病院経営に大きく影響します。
以前は嬉しく楽しみだった黄金週間や年末年始の連休は、今は恐怖の対象です。ハッピーマンデーは全くハッピーではありません。
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数ヶ月間、時に1年間以上の間隔が空くこともありますが、高卒以来もう50年間近く定期的に会っている高校時代の親友がいます。彼は下戸なのでファミレス的な場所で食事をしながら、非医療業界人なので私的なことを中心に様々な話題の雑談・互いの相談をします。
共に大学生の頃は「クラブ活動」「アルバイト」「恋愛」「性」「車」「就職活動」が、就職後は「仕事・職場」「結婚相手」が話題でした。以後年代を経るごとに「結婚」「妻の妊娠・出産」「転勤」、「子供の教育」「嫁姑問題」「家の新築」、「子供の就職」「子供の結婚」、「老眼」「定年」「趣味(の映画・アニメ)」、「自身の病気」「年金」「子供の妊娠」と変化して、最近は「親の介護」「孫の誕生」「所有地の処分」が話題です。
彼との雑談の話題を、あらためて振返ると、人生の歴史を感じます。
「院長室便り」はブログとして院外閲覧・拍手も可で、彼が必ず「1拍手」をしてくれています。
「医療に携わるのは仕事中だけで、娯楽中までは嫌」という理由から、普段は医療系ドラマ・映画を視ないのですが、現在放映中の天海祐希さん主演の医療ドラマ「トップナイフ」(日テレ 毎週土曜日22:00~)は、当院が劇中舞台「東都総合病院」のロケ現場となれば話は別です。
12月から休日に行っている当院での撮影にあたり、職員・患者さんのご理解・ご協力に感謝いたします。
ドラマ中で病院内の場面が映るたびに「院内のどこの場所か」と撮影場所を特定せずにはいられず、時には場所の特定に頭が集中して、セリフを聞き逃すことも度々です。当院職員ならではの楽しみ方でしょうか、それとも、これはアニメの聖地巡礼の癖でしょうか。
 制作陣はヒットメーカーのようですのでヒットしてシーズンを重ねられること祈念するとともに、いずれは有名どころの制作会社のアニメの舞台として当院がロケハンされることを期待しております。